[19a-PA2-1~26] 3.9 テラヘルツ全般

[19a-PA2-17] デュアルコム光源を利用した非同期サンプリング法によるテラヘルツ時間領域分光装置の開発

〇(M1)中川 真由莉¹、岡野 真人¹、渡邉 紳一¹ (1.慶大理工)

キーワード：テラヘルツ時間領域分光、デュアルコム、非同期サンプリング

テラヘルツ時間領域分光法（THz-TDS）は非破壊検査や周波数特性の測定に用いられる。繰り返し周波数の異なる二つのパルスレーザーを光源とした非同期サンプリング法によるTHz-TDSは、光学遅延ステージを用いた従来の手法と異なり機械的に測定点を走査する必要がないため、高速・高周波数分解能な計測が期待される。我々は繰り返し周波数の安定性が高いデュアルコム光源を用いて非同期サンプリング法によるテラヘルツ時間領域分光を行った。