開発品 3次元細胞培養容器 ミコセル® 細胞培養容器
- 主な用途
3次元細胞培養、細胞治療、再生医療、毒性評価、薬剤スクリーニング、臓器等のモデル作製
- 用途分類
特長・特性
3次元培養容器ミコセル®は、様々な細胞で粒子径の揃った凝集塊(スフェロイド)の大量作製が可能です。
この凝集塊は容器底面に接着しているため培地交換が容易であり、従来の2 次元培養細胞や浮遊型凝集塊より機能面で優れた特徴を有しております。
各種培養容器の比較



ミコセル®の各特性
項目 | 特徴・機能 | 利点 |
---|---|---|
容器特性 | 生物由来成分を不使用 | 生物由来成分を含まない培養が可能 |
底面がフラット、高い透明性、表面処理無し | 位相差、及び蛍光顕微鏡でのクリアな観察 | |
高密度なキャビティ構造 | 均一な粒子径の細胞凝集塊を多量に作製可能(数百~40,000以上) | |
培養特性 | 容器底面へ適度に接着した細胞凝集塊を形成 | 培地交換時のロス低減、長期培養が可能、持ち運びが容易 |
剥離剤を使用しない細胞凝集塊回収 | 操作が容易、低毒性、細胞外マトリックス等の細胞産生物保持 | |
細胞機能 | 良好な生存率、タンパク質産生を維持 | 薬剤スクリーニング、再生医療等への応用 |

容器例




サンプルのご提供が可能です。詳細はお問い合わせください。
使用例
ミコセル®を用いた変形性膝関節症に対する臨床研究を、共同研究先:医療法人再生会 そばじまクリニックで実施中

臨床研究で細胞凝集塊の安全性を確認 5名対象 2021年2月~2022年2月実施
細胞凝集塊の有効性を確認中 10名対象 2023年2月~2024年11月予定

本臨床研究の詳細は
臨床研究データベース Japan Registry of Clinical Trials https://jrct.niph.go.jp/
臨床研究実施計画番号:jRCTb050200097、jRCTb050220148 をご参照ください
培養例
注意事項
- 本品は、開発品です。また、試験研究用の理化学機器であり、医療機器ではありません。
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