日本原子力学会 2014年春の年会

講演情報

一般セッション

I. 総論 » 101-5 対話・コミュニケーションと社会意識

[C11-13] 一般市民と原子力1

2014年3月26日(水) 15:35 〜 16:20 C (2号館 22B)

座長:山本隆一(JAEA)

[C12] 「原子力ムラ」の境界を越えるための研究

(7)フォーラム参加者の気づきはどのように誘起されたか

竹中一真1, 木村浩2, 土田昭司3, 神崎典子2, 諸葛宗男2, 久保稔2, 丸山剛史2, 篠田佳彦4, 別府庸子5 (1.東大大学院工学系研究科, 2.NPO法人パブリック・アウトリーチ, 3.関西大社会安全学部, 4.若狭湾エネルギー研究センター, 5.兵庫県立大環境人間学部)

キーワード:原子力ムラ, コミュニケーション・フィールド, フォーラム, インタビュー調査

本研究では、市民と専門家が対等に話し合い、お互いが尊重できる関係性を構築するコミュニケーション・フィールドとして「フォーラム」を設計・実施した。そして、フォーラム後、参加者に対して個別にインタビュー調査を行った。本報告ではインタビュー分析を基に、フォーラム参加者にどのような変容があったのか、そして、変容のきっかけとなった気づきはどのような場面でうまれたのかを分析する。なお、本研究は平成25年度原子力基礎基盤戦略研究イニシアティブ「「原子力ムラ」の境界を越えるためのコミュニケーション・フィールドの試行」により実施されている。