[C12] 「原子力ムラ」の境界を越えるための研究
(7)フォーラム参加者の気づきはどのように誘起されたか
キーワード:原子力ムラ, コミュニケーション・フィールド, フォーラム, インタビュー調査
本研究では、市民と専門家が対等に話し合い、お互いが尊重できる関係性を構築するコミュニケーション・フィールドとして「フォーラム」を設計・実施した。そして、フォーラム後、参加者に対して個別にインタビュー調査を行った。本報告ではインタビュー分析を基に、フォーラム参加者にどのような変容があったのか、そして、変容のきっかけとなった気づきはどのような場面でうまれたのかを分析する。なお、本研究は平成25年度原子力基礎基盤戦略研究イニシアティブ「「原子力ムラ」の境界を越えるためのコミュニケーション・フィールドの試行」により実施されている。