日本原子力学会 2014年春の年会

講演情報

一般セッション

I. 総論 » 101-6 エネルギー・原子力教育と人材育成

[C24-27] 原子力人材育成

2014年3月27日(木) 10:50 〜 11:55 C (2号館 22B)

座長:鈴木哲也(中部電力)

[C26] 東京都市大学における福島事故後の意識調査と今後の展望

犬飼健一朗1, 竹生諭司1, 三原裕貴1, 北薗孝太2, 羽倉尚人3 (1.東京都市大大学院 共同原子力専攻, 2.東京都市大 原子力安全工学科, 3.東京都市大 原子力研究所 助手)

キーワード:意識調査, 学生活動, 学生間対話, 東京都市大学, 原子力コミュニケーション

東日本大震災および福島第一原子力発電所の事故後に本学の原子力安全工学科に入学した我々学生は、原子力・放射線に関わる専門知識を学ぶだけではなく、一般の方々の考え方を直接伺ったり、我が国のエネルギー政策の方向性に関して議論したりする経験を通して、より積極的に情報を吸収し、また発信する必要があると考えている。こうした活動の一端を発表する。例えば、本学には将来の保育士を育成する“児童科”があり、その学生との対話会を行った。子どもやその親に直接接する機会が多い職場に就く学生が、どのような意識であるかの調査を実施した。ほかにも、文教学院大学の学生との対話会を実施してきた。これらの活動により得られた成果を示すとともに、今後の活動の展望を発表する。 (320文字)