日本原子力学会 2014年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 406-1 計量管理,保障措置技術

[D23-27] NDA測定法(高速中性子問いかけ法)

2014年3月27日(木) 10:35 〜 12:00 D (1号館 11A)

座長:大垣英明(京大)

[D27] アクティブ中性子測定法“FNDI法”のウラン廃棄物ドラム缶測定への応用

(4)特性試験結果の解析評価

米田政夫1, 大図章1, 春山満夫1, 高瀬操1, 呉田昌俊1, 中塚嘉明1, 在間直樹1, 中島伸一1 (1.日本JAEA)

キーワード:FNDI法, アクティブ中性子法, ウラン廃棄物ドラム缶, JWAS-N

原子力機構人形峠環境技術センターでは、ウラン廃棄物ドラム缶を多数保管している。計量管理及び廃棄物管理の観点から、様々なウラン廃棄物ドラム缶を効率的に測定できるウラン量測定技術の実用化が急務となっており、そのような条件を満たす高速中性子直接問いかけ(Fast Neutron Direct Interrogation:FNDI) 法の導入を検討してきた。これまでにFNDI 法を用いた実用化実証装置の設計・製作を行い、H25 年7 月に装置(JAWAS-N) の設置を完了した。今後計画している本装置の特性評価試験では、ウラン線源位置依存性、ウラン線源化学形依存性及びマトリックス依存性等について実施する予定である。また特性評価試験と並行して本装置における計算モデルを構築し、解析結果と実験結果の比較を行う。本発表では、今後予想される実験条件での解析結果について報告を行う。