[D45] 核融合炉ダイバーターのためのセラミックス/タングステン接合法と微細組織
キーワード:異材接合, SiC, タングステン, ダイバーター
核融合炉ダイバーターは炭素からフルタングステンに移行することが考えてられているが、炭素の10倍近い比重の希少なタングステンの大量利用による重量と資源の課題から、タングステンを活用しつつ現実味のある解の探求は不可欠であると考えられる。SiCを代表とするセラミックダイバーターとタングステンアーマーの併用は熱伝導度や製造法の課題はあるものの、ゴールにたどりつきうる数少ない選択肢の一つである。本研究はタングステンとSiCの接合材を製作し、その界面組織を評価するとともに、LHDにおいてプラズマ暴露実験を行い、界面状態の評価を行なって、タングステン/セラミックダイバーターの可能性について議論する。