日本原子力学会 2014年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 405-2 放射性廃棄物処分と環境

[I35-38] 腐食・照射影響

2014年3月27日(木) 15:20 〜 16:25 I (1号館 11F)

座長:野下健司(日立)

[I38] 塩含有量が異なるアスファルト固化体のγ線照射試験

入澤啓太1, 目黒義弘1 (1.日本JAEA)

キーワード:アスファルト固化体, 塩含有量, γ線照射, H2ガス

塩含有量が異なる模擬アスファルト固化体に照射線量、線量率を変えてγ線照射し、放射線分解によるH2ガスの発生量を調べた。照射線量の増加に伴い、H2ガス発生量は上昇したが、線量率の影響は見られなかった。塩含有量の上昇に伴いH2ガス発生量は減少し、H2ガス発生量はアスファルト成分量に依存することが分かった。