日本原子力学会 2014年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 405-3 原子力施設の廃止措置技術

[I47-55] 廃止措置技術

2014年3月28日(金) 09:30 〜 11:55 I (1号館 11F)

座長:村松壽晴(JAEA)

[I55] TRIGA型原子炉を題材にしたモンテカルロ計算の廃止措置技術に関する研究

臼井真人1, 松本哲男2 (1.東京都市大 原子力システム研究室, 2.東京都市大)

キーワード:TRIGA型研究炉, 廃止措置, 使用済み燃料, モンテカルロ計算

現在の日本の原子力規制委員会の方針では、40年経過した原子炉は廃止措置になる可能性がある。日本での廃止措置が完了したものは旧日本原子力研究所のJPDRのみであり、商業炉では東海第一原子力発電所が廃止措置中となっている。JPDRの廃止措置から20年近く経過しているため、最新の廃止措置計算手法を確立する必要がある。本研究では廃止措置中の武蔵工大炉(TRIGA-Ⅱ型)を題材にして、廃止措置に関わる臨界、熱、遮蔽問題にモンテカルロ計算(MCNPコード)を駆使した技術を検討する。