日本原子力学会 2014年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 405-3 原子力施設の廃止措置技術

[I56-62] デブリ取出し技術及びシステム開発

2014年3月28日(金) 14:30 〜 16:25 I (1号館 11F)

座長:岡田聡(日立)

[I58] レーザー光を用いた福島燃料デブリ取出し技術に関する研究開発

(8)アシストガス噴流の流動場変調による溶断性能向上に関わる検討

羽成敏秀1, 武部俊彦1, 山田知典1, 村松壽晴1 (1.日本JAEA)

キーワード:アシストガス噴流, 渦放出, PIV

燃料デブリはTMI-2の知見から金属としての性質を持つ領域も存在する可能性が示唆されており、その取出しには厚板鋼材に対する溶断性能も重要となる。金属に対するレーザー溶断の性能に関わるカーフ内からの溶融金属の排出にはアシストガス噴流の運動量が大きく寄与している。本報告では、渦放出による噴流運動量の時間的な変動に関しての基礎試験を行い、アシストガス噴流の流動場への渦放出に伴う変調による瞬間的な運動量増加に関する検討を行った。