日本原子力学会 2014年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 303-1 原子炉計測,計装システム,原子力制御システム

[K42-46] 炉内計測

2014年3月28日(金) 09:40 〜 11:05 K (1号館 12C)

座長:西村昭彦(JAEA)

[K45] 遠隔観察・分光技術を用いた炉内検査技術の開発(その3)

(3)高放射線環境下での石英コアファイバの伝送性能

内藤裕之1, 伊藤主税1, 伊藤敬輔1, 今泉和幸1, 伊東秀明1, 長井秋則1 (1.独立行政法人日本JAEA)

キーワード:炉内観察, 伝送損失, 耐放射線性, 光ファイバ, 赤外線観察

福島第一原子力発電所の格納容器・圧力容器内の状況把握に向け、遠隔観察・分光が可能なファイバープローブを開発しており、高放射線環境下でも分光及び観察可能となるようOH基を多く含有する石英コアの単芯・イメージファイバの開発に加え、赤外域を利用した分光・観察を検討している。ここでは、積算1×106Gyまで照射した単芯ファイバの伝送性能及び可視光及び赤外光よる伝送画像について報告する。