[M25-30] 福島事故セッション1

[M26] MPS法による溶融物挙動解析

（5）半球容器のアブレーション・溶融移動試験

^〇古谷正裕¹, 岡芳明² (1.一般電中研, 2.早稲田大)

キーワード：BWR, 原子炉容器, 下部ヘッド, アブレーション, 溶融移動, 貫通, 自然対流, 損傷モード

BWR炉容器の溶融貫通モードを模擬するため、高温のシリコーン油を鉛ビスマス半球容器に注入する実験を行い、容器内面のアブレーションを観察した。シリコーンの粘性により容器下端の貫通口が拡大するモードと、液面近傍がアブレーションにより減肉して破断するモードが観察された。