[N01-07] 高速炉の安全評価1

[N04] 高速炉炉心損傷挙動解析コードASTERIA-FBRの開発

（4）核計算部のモデル概要とコード検証

^〇井上英明¹, 白川典幸², 山本敏久³, 遠藤寛³, 石津朋子³ (1.エス・アンド・イー株式会社, 2.株式会社相互作用研究所, 3.独立行政法人JNES)

キーワード：高速増殖炉, 炉心損傷事故, 炉心動特性, 核計算, 中性子輸送計算コード, PARTISN, ASTERIA-FBR

高速炉炉心損傷挙動解析コードASTERIA-FBRを構成する3つのモジュールの内、核計算部PARTISN/RKINのモデル概要と特徴について説明する。また、PARTISN/RKINコードの検証を目的として、中心位置制御棒の引き抜き・挿入を想定した計算、外部反応度を投入し燃料温度上昇を想定した場合のドップラー反応度計算を実施したので、その結果について報告する。PARTISN/RKINコードにより得られる反応度の解析結果は、統計誤差の範囲内でモンテカルロコードGMVPおよびSAS4Aコードの解析結果と良く一致することを確認した。