日本原子力学会 2014年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 306-1 原子力安全工学(原子力施設・設備,PSAを含む)

[N22-27] 水素吸蔵材料

2014年3月27日(木) 09:30 〜 11:05 N (1号館 12M)

座長:加治芳行(JAEA)

[N22] 安全な『水素吸蔵材料による無電力型爆発防止システム』の開発研究

(1)全体計画

橋本直幸1, 礒部繁人1, 大貫惣明1, 常世田和彦3, 日野竜太郎2, 前川康成2, 小島由継4 (1.北大, 2.JAEA, 3.太平洋セメント, 4.広島大)

キーワード:水素吸蔵材料, マグネシウム, 爆発防止

水素ガスの漏洩・爆発の可能性のある施設、特に原子炉建屋に適合する無電力型高機能水素捕集装置の開発を実施し、水素爆発による連鎖的な被害を予防することを目的とする。主材料として高機能マグネシウムを用い、高水素吸蔵能を有しかつ安全性の高い水素吸蔵材料の製造、マグネシウム材料を保護する水素選択透過性隔膜の製作を経た後、模型を用いた実証試験並びに水素捕集解析モデルを用いた解析により、システムの健全性を評価する。