日本原子力学会 2014年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[O01-03] 炉物理実験・実験解析1

2014年3月26日(水) 14:30 〜 15:25 O (1号館 12N)

座長:左近敦士(近大)

[O03] 既存臨界実験データを用いた新燃料設計の設計精度向上

平均濃縮度6wt%の PWR 17×17燃料集合体の無限増倍率への適用

馬野琢也1, 山岡光明1, 吉岡研一1, 菅原聡2 (1.東芝 電力システム社 電力・社会システム技術開発センター, 2.東芝 磯子エンジニアリングセンター)

キーワード:PWR 17×17 燃料集合体, 平均濃縮度 6wt%, 既存の臨界実験データ, 設計計算, 代表性因子, 補正

これまで実施されたNCAでのPWR臨界実験等の知見をもとに代表性因子の考え方に基づいて、PWR17×17燃料集合体(平均濃縮度6wt%)の無限増倍率の計算値を補正してより正しい値を推定することを検討した。計算手法については日本原子力学会で継続発表してきたもの(2010年春の年会、2011年秋の大会、2012年秋の大会、2013年春の年会)。計算手法の検証がほぼ終了し、工学的適用例として今回の結果を発表する。