[1F05-08] PRA1

[1F08] 地震リスクを考慮したレベル2PRA評価手法の開発

*宮下 幹央¹、牟田 仁¹、村松 健¹ (1.東京都市大学大学院)

キーワード：レベル2PRA、地震リスク、DQFM法

本研究は、従来、明示的に考慮されていなかった地震リスクを考慮したレベル2PRA評価手法を開発し、将来的に地震時の原子力防災計画に反映しうる知見を出すことを目的とする．具体的には、(1)DQFM(Direct Quantification of Fault Tree using the Monte Carlo simulation)法を用いて、炉心損傷要因を包含した格納容器破損に対する論理モデル(統合フォールトツリー)の構築，(2)事象発生の時系列及び成功事象の厳密な考慮、(3)物理現象に対する事故シーケンスへの地震影響の検討、の3項目を行った成果を報告する。