2016年秋の大会

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一般セッション

V. 核融合工学 » 501-2 核融合炉材料工学(炉材料,ブランケット,照射挙動)

[1M08-11] 核融合炉材料(フェライト鋼,中性子増倍材)

2016年9月7日(水) 14:45 〜 15:50 M会場 (久留米シティプラザ 大会議室3)

座長:長谷川 晃(東北大)

14:45 〜 15:00

[1M08] F82H鋼HIP接合材の界面近傍微細組織への脱気処理プロセスの影響

*神田 健1、中里 直史1、岸本 弘立1、朝倉 勇貴2、柴山 環樹3、谷川 博康4 (1.室蘭工業大学、2.OASIS、3.北海道大学、4.QST)

キーワード:F82H、HIP接合、脱気処理、表面処理

現在建設中のITERに装荷予定のTBMの第一壁はF82H鋼製部材のHIP接合により製作される。HIP接合部にはケイ素酸化物が形成され、接合部の靭性は母材と比較して低い靭性を示す。これまでの研究から、ケイ素酸化物はHIP接合前表面処理により抑制できることが分かっているが、ケイ素酸化物の形成メカニズムはわかっていない。本研究ではケイ素酸化物の形成メカニズムの解明を目的とし、異なるHIP前表面処理を施したF82H鋼にHIP接合プロセスの前処理である脱気処理を行い、熱処理前後の微細組織を評価する。