2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 202-1 放射線挙動,遮蔽工学

[1O04-09] 高エネルギー放射線遮蔽

2016年9月7日(水) 15:35 〜 17:10 O会場 (くるめりあ六ツ門 セミナー室)

座長:延原 文祥(東京ニュークリア・サービス)

16:50 〜 17:05

[1O09] CERN/CHARMにおける24GeV陽子を用いた遮蔽実験

(3)放射化検出器のアンフォールディング法による中性子エネルギースペクトル

*李 恩智1、執行 信寛1、佐波 俊哉2、中尾 徳晶3、梶本 剛4、萩原 雅之2、八島 浩5、山崎 寛仁2、Froeschl Robert6、Brugger Markus6 (1.九州大学、2.高エネルギー加速器研究機構、3.清水建設株式会社、4.広島大学、5.京都大学原子炉実験所、6.CERN)

キーワード:CERN/CHARM、遮蔽実験、中性子エネルギースペクトル、アンフォールディング法、放射化検出器、有機液体 シンチレータ

CERN/CHARM施設での遮蔽内外での中性子挙動を調べるために、24 GeV陽子をターゲットに照射し生成された中性子の鉄とコンクリートからなる遮蔽体を透過した量を遮蔽体に設置した放射化検出器のデータをアンフォールディングすることにより中性子エネルギースペクトルを導出した。この結果を有機液体シンチレータで測定したスペクトルやPHITSなどの計算値と比較し測定方法の妥当性を検証した。