2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 405-1 放射性廃棄物処理

[2F06-10] 減容・固化処理技術

2016年9月8日(木) 10:50 〜 12:10 F会場 (久留米シティプラザ Cボックス)

座長:星野 国義(日立GE)

11:05 〜 11:20

[2F07] Mgセメントによる低レベル放射性廃液固化の遅延剤添加の影響

*山中 大樹1、新井 剛2、佐藤 史紀3、小島 順二3 (1.芝浦工業大学大学院、2.芝浦工業大学、3.国立研究開発法人日本原子力研究開発機構)

キーワード:セメント固化、低レベル放射性廃液、リン酸マグネシウムセメント

筆者らは使用済核燃料再処理で生じるリン酸廃液の固化処理としてリン酸マグネシウムセメント固化に着目した。リン酸マグネシウムセメントは、リンを構造の主骨格とするため、リン酸廃液の高減容化が期待されるが、反応が著しく速いため混練時間の確保等の課題がある。本研究では、混練時間の確保を目的に複数の反応遅延剤を選定し、それらがリン酸マグネシウムセメント形成に及ぼす影響について調査した。