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[2F13] 高性能多核種除去設備の開発
(3)pH緩衝塔による処理水pHの最適化技術
キーワード:福島第一原子力発電所、高性能多核種除去設備、汚染水、ストロンチウム、pH緩衝塔
ストロンチウム錯体の除去プロセスでは処理水を一旦酸性化するが、酸性では吸着材の除去性能が十分に発揮されない。通水するだけで処理水のpHを弱アルカリ性とするため、化合物を充填した吸着塔(pH緩衝塔)の開発を進めてきた。開発したpH緩衝塔により、ストロンチウムを目標濃度まで除去でき、その除去性能が維持される期間を大幅に延長できた。