2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[2H14-18] 臨界管理1

2016年9月8日(木) 15:50 〜 17:10 H会場 (久留米シティプラザ スタジオ3)

座長:西山 潤(東工大)

16:05 〜 16:20

[2H15] 燃料デブリの臨界管理技術の開発

(20)炉心管理コードによるOECD/NEA燃焼計算ベンチマーク"PhaseⅢ-C"評価

*吉井 貴1、三木 陽介1、原田 康弘2,3、馬野 琢也2,4、石井 一弥2,5、須山 賢也2,6 (1.テプコシステムズ、2.IRID、3.三菱重工、4.東芝、5.日立GE、6.JAEA)

キーワード:福島第一原子力発電所事故、臨界安全、燃焼計算、ベンチマーク、CASMO-4

福島第一原子力発電所の炉内損傷燃料の現実的な臨界評価に、炉心管理コードにより算出された燃焼を考慮した詳細な組成データを適用することを想定している。本稿では炉心管理コード(CASMO-4)を用いてOECD/NEA Burnup Credit Criticality Benchmark Phase III-Cを評価し、CASMO-4で得られた組成データとベンチマークに参加した他コードで得られた組成データを比較し、臨界評価への適用性を確認した。