2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 302-1 新型炉システム

[2I18-21] ナノ粒子分散ナトリウム

2016年9月8日(木) 17:25 〜 18:30 I会場 (久留米シティプラザ 小会議室)

座長:高松 邦吉(JAEA)

17:25 〜 17:40

[2I18] ナノ粒子分散ナトリウムによる高速炉の安全性向上に関する研究

(22)全体進捗状況

*荒 邦章1、宮本 明2、永井 正彦3、栗田 晃一4 (1.原子力機構、2.東北大学、3.三菱重工業、4.三菱FBRシステムズ)

キーワード:高速炉、ナトリウム、反応抑制、ナノ流体

高速炉の冷却材である液体ナトリウムは化学的活性度が高いことが知られている。これまでに報告者らはナノ粒子分散ナトリウムにより活性度を低減することに成功している。そのナノ粒子分散ナトリウムを適用し高速炉の設計拡張状態(DEC)での安全性を向上するための研究を実施している。本発表では研究全体のロードマップと進捗(研究項目とそれらの現状までの成果の総括および今後の展開)を述べる。