[PL3D01] Allocation of Nuclear Administration Authorities between the National and Local Governments
近年、原子力発電所の再稼働や停止をめぐる立地県知事の動向が注目を浴びており、規制権限のない自治体が関与すること自体を問題視する声も聞かれる。本セッションでは、この問題を、法的権限の有無や「中央VS地方」という二項対立にとどまらず、「我が国の原子力利用をめぐる、立地地域の自治体・住民も含めたガバナンスはどうあるべきか」という問題として捉え直し、行政法や地方自治分野の知見も踏まえつつ、より根本的な議論を行う場を設定する。若手会員を中心に、関連する分野の知見を真摯に学び、建設的な議論に参加していただける人を歓迎する。