2016年春の年会

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V. 核融合工学 » 501-4. 核融合機器工学(第1壁,ダイバータ,マグネット等)

[1J01-05] 核融合機器工学(ダイバータ)

2016年3月26日(土) 10:30 〜 11:55 J会場 (講義棟C棟 C102)

座長:伊藤 悟(東北大)

10:30 〜 10:45

[1J01] HIP法によるW/V/Au/ODS-Cu接合の開発研究

*能登 裕之1、山田 哲也2、菱沼 良光1、室賀 健夫1 (1.核融合科学研究所、2.名古屋大学)

キーワード:タングステン、銅合金、拡散接合

プラズマ対向材料としてタングステンを用い、そのヒートシンク材料として分散強化銅を用いる原型炉級ダイバータ冷却ユニットの実用化には、それらの異材接合技術開発が不可欠である。本研究では、その接合法として、バナジウムと(V)金(Au)の二層中間材を用いた二段階拡散接合法を提案した。このAu中間層の厚さを制御することにより、接合後V/Cu界面において、Auの残留を抑制した。また界面形状を観察した結果、液相-固相反応と考えられる凹凸のある界面を得た。