2016年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1. 炉物理,核データの利用,臨界安全

[1O13-16] 不確かさ評価1

2016年3月26日(土) 15:50 〜 16:55 O会場 (講義棟C棟 C201)

座長:櫻井 俊吾(東芝)

16:05 〜 16:20

[1O14] 確率的乱雑化によるUO2・コンクリート系の臨界性評価の揺らぎ

*植木 太郎1 (1.日本原子力研究開発機構 安全研究センター 臨界安全研究グループ)

キーワード:確率的乱雑化、燃料デブリ、UO2・コンクリート、臨界計算、モンテカルロ法、デルタ追跡法

炉心溶融の際に生成される燃料デブリ(UO・コンクリート混合物)の臨界性評価に関して、ワイエルシュトラス関数に基づく確率的乱雑化モデルを構築した。独立な試行により連続変動媒質を複製し、デルタ追跡法によりモンテカルロ法臨界計算を実施した。中性子実効増倍率(keff)の評価値には、数%程度の揺らぎが生じることがわかった。