2016年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 304-1. 伝熱・流動(エネルギー変換・輸送・貯蔵を含む)

[2D01-05] 熱流動基盤技術1

2016年3月27日(日) 09:30 〜 10:50 D会場 (講義棟B棟 B104)

座長:伊藤 啓(JAEA)

10:15 〜 10:30

[2D04] 高レイノルズ数域における白金円管内水の強制対流サブクール沸騰限界熱流束の発生機構

*畑 幸一1、福田 勝哉1、増崎 貴2 (1.神戸大学大学院海事科学研究科、2.核融合科学研究所)

キーワード:発生機構、限界熱流束、サブクール沸騰、白金円管、高レイノルズ数域

加熱部を3分割したd=3 mm、L=66.5 mm、L/d=22.17、市販面の白金円管発熱体を用い、流速u=4~13.3 m/sで円管発熱体に発熱率上昇周期tを種々変えた指数関数状発熱率波形Q0exp(t/p) (p=22.52 ms~26.31 s)を与え、定常及び過渡乱流熱伝達、核沸騰熱伝達及び限界熱流束を実験計測した。実験データに基づく強制対流下の円管内水の定常乱流熱伝達及び核沸騰熱伝達における伝導底層厚さを計測し、高レイノルズ数域における白金円管内水の強制対流サブクール沸騰定常限界熱流束を支配する発生機構を考察した結果について報告する。