2016年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 402-1. 炉材料とその照射挙動

[2H11-16] モデリング 

2016年3月27日(日) 14:45 〜 16:25 H会場 (講義棟B棟 B204)

座長:松川 義孝(東北大)

15:00 〜 15:15

[2H12] MD法によるFCC金属を対象とした刃状転位-Frank loop相互作用に及ぼす積層欠陥エネルギーの影響

(2)ループサイズによる相互作用形態の変化

*林 祐二郎1、沖田 泰良2、板倉 充洋3 (1.東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻、2.東京大学人工物工学研究センター、3.日本原子力研究開発機構システム計算科学センター)

キーワード:分子動力学計算、オーステナイト鋼、照射欠陥

積層欠陥エネルギー(SFE)のみ異なるFCC金属原子間ポテンシャルを用いて、刃状転位とFrank loop相互作用のMDシミュレーションを行った。5つの過程によるFrank loop除去メカニズムが観察され、これらは、メカニズムによって異なるloop径・SFE依存性を持つことが明らかとなった。