2016年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 305-2. 原子炉の運転管理と点検保守

[3D01-07] 保全・検査・モニタリング

2016年3月28日(月) 09:30 〜 11:25 D会場 (講義棟B棟 B104)

座長:河野 尚幸(日立)

09:30 〜 09:45

[3D01] 軽水炉保全最適化シミュレーションツール Dr. Mainte を用いたヒューマンエラーの影響とその低減効果の検討(4)

*礒部 仁博1、匂坂 充行1、小川 良太1、松永 嵩1、高坂 徹2、松本 聡司2、吉村 忍3 (1.原子燃料工業株式会社、2.株式会社アトリー、3.東京大学)

キーワード:保全最適化、ヒューマンエラー、Dr. Mainte、シミュレーション、ストレスチェック制度

軽水炉保全活動のさらなる信頼性向上のためには、ヒューマンエラーを低減することの重要性が指摘されている。ヒューマンエラーはストレスにも強く影響を受けるが、労働安全衛生法が改正されて労働者が50人以上いる事業所では、2015 年12 月から毎年1回、全ての労働者に対してストレスチェックを実施することが義務付けられた。軽水炉保全最適化のための統合型シミュレータDr. Mainte を用いて、ストレスチェックを活用したヒューマンエラー低減方策について検討した。