2017年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 307-1 計算科学技術

[1G13-16] 事故解析

2017年9月13日(水) 15:50 〜 16:55 G会場 (C棟 C213講義室)

座長:伊藤 啓 (京大)

16:35 〜 16:50

[1G16] DEM粗視化モデルを用いた固気液三相流の数値シミュレーション

*田村 耕太郎1、酒井 幹夫1 (1. 東京大学大学院)

キーワード:DEM-VOF、DEM粗視化モデル、固気液三相流

DEM(Discrete Element Method)は固体粒子のマクロ挙動を計算する手法であり、固気液三相流の解析においては、DEMとVOF(Volume of Fluids)法を連成させたDEM-VOF法が用いられている。しかし、大規模体系では計算コストが高くなるため、高速化にはDEM粗視化モデルの適用が有効である。本研究では、DEM粗視化モデルを固気液三相流に対して初めて適用し、回転円筒内部における固気液三相流の振る舞いを評価した。数値解析により、DEM粗視化モデル体系とオリジナル体系の両者における固相及び液面の挙動が一致することが確認され、固気液三相流の解析におけるDEM粗視化モデルの有用性が示唆された。