2017年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 402-1 炉材料とその照射挙動

[1I09-14] 原子炉圧力容器

2017年9月13日(水) 14:45 〜 16:25 I会場 (C棟 C310講義室)

座長:外山 健 (東北大)

16:00 〜 16:15

[1I14] 電子ビーム溶接によるRPV監視試験片再生技術の開発

*櫻谷 誠司1、橘内 裕寿1、越石 正人1、森島 康雄2、豊田 哲也3 (1. 日本核燃料開発、2. 東芝、3. 日立GEニュークリア・エナジー)

キーワード:原子炉圧力容器、低合金鋼、シャルピー衝撃試験、試験片再生、電子ビーム溶接

運転期間延長認可制度の制定に伴い、40年を超えてプラントの運転期間の延長認可を受ける場合には、新たに2回の監視試験の追加実施が求められる。しかし、国内BWRプラントにおいては、追加の試験を行うための試験片は装荷されていないため、試験済みの監視試験片のうちシャルピー衝撃試験片の未変形領域を活用した試験片再生技術を確立する必要がある。
そこで、電子ビーム溶接機を用いた試験片再生技術を開発することを目的として、ホットセル内で使用可能な小型電子ビーム溶接機を開発し、シャルピー衝撃試験片再生技術への適用性を検討した。