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[1K11] 簡易遮蔽解析コードレビューWG年2017年活動報告
(1)薄い遮蔽体と後方散乱に関する予備調査-ベンチマーク問題設定-
キーワード:薄い遮蔽体、ビルドアップ係数、QAD、PHITS
簡易遮蔽解析コード(QAD)では散乱線を考慮するビルドアップ係数に1つしか物質が設定できないため、タンク厚が薄い場合、タンク表面やタンク周辺の線量を計算する際のビルドアップ係数(以下BF呼ぶ)の設定がコード使用者の課題の1つである。どの程度の薄さまで前の層の物質を選択すべきかをモンテカルロ計算コード等を用いて求めることとして、ベンチマーク問題を設定し、計算を実施した。