2017年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[1L10-13] 計算コード開発・検証1

2017年9月13日(水) 17:10 〜 18:15 L会場 (N棟 N302講義室)

座長:和田 怜志 (東芝)

17:10 〜 17:25

[1L10] 三菱FBR核設計コードシステムGALAXY-H/ENSEMBLE-TRIZの開発

(5)燃料棒出力再構築モデルの開発

*上山 洋平1、小池 啓基1、桐村 一生1、竹本 友樹1、小坂 進矢1 (1. 三菱重工業(株))

キーワード:高速炉、燃料棒出力、内部ダクト、GALAXY-H、ENSEMBLE-TRIZ

制御棒の隣接により出力分布が大きく歪む条件や、燃料集合体内に内部ダクトが設置された体系等、中性子束の勾配や集合体内の非均質性が大きくなった場合の高速炉炉心設計における燃料棒出力分布の精度向上を目的とし、軽水炉炉心設計分野で一般的な燃料棒出力再構築手法を三菱FBR核設計コードシステム用に開発した。本報では、開発した高速炉向け燃料棒出力再構築法の概要と検証結果について報告する。