2017年秋の大会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 201-1 原子核物理,核データ測定・評価・検証,核反応工学

[1M17-22] 中性子捕獲断面積,光核反応

2017年9月13日(水) 16:45 〜 18:15 M会場 (N棟 N304講義室)

座長:国枝 賢 (JAEA)

17:30 〜 17:45

[1M20] 核共鳴蛍光散乱を用いた鉛206の双極子遷移強度の測定

*静間 俊行1,2、岩本 信之2、牧永 あや乃3,4、R. Schwengner5、R. Beyer5、D. Bemmerer5、M. Dietz5、A. Junghans5、T. Kögler5、F. Ludwig5 (1. 量研、2. 原子力機構、3. あいんしゅたいん基礎科学研、4. 北大、5. ドレスデン-ロッセンドルフ研)

キーワード:核共鳴蛍光散乱、光吸収断面積

不安定核鉛205の中性子捕獲反応断面積の評価を行うため、ドイツ・ドレスデンーロッセンドルフ研究所の制動放射ガンマ線を用いて、鉛206の共鳴蛍光散乱ガンマ線の測定を行った。得られた実験データから、散乱強度を求め、鉛206のガンマ線吸収断面積を決定した。本講演では、実験結果及び鉛205の中性子捕獲反応断面積について報告する。