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[1O03] 構造モデル化手法を用いた原子力利用の是非に関する議論の全体像把握
キーワード:リスクコミュニケーション、構造モデル化手法、合意形成
新聞記事を分析することで、原子力利用の是非に関する議論を、グラフ理論を用いて構造モデル化した。構造モデルは、政治、経済、環境などの19個の要因で構成されており、要因間は因果関係で結ばれている。また要因の因果関係から、国、電気事業者、国民といった各ステークホルダーに関する論点を解釈することが出来る。要因の階層性を分析した結果、「信頼」が国民の理解の根底にあることが示された。