[2E_PL] 災害に備えるために必要となる原子力関係者の倫理

[2E_PL02] 福島第一事故の教訓と日米の原子力規制の比較

*奈良林 直¹ (1. 北大)

倫理委員会では、東京電力福島第一原子力発電所事故以降、さまざまな角度から1F事故、事故時の対応、事故後の対応を倫理的視点で捉えた企画セッションを行っているが、今回も、北海道電力（株）泊原子力発電所におけるハード面、ソフト面、さらには関係者のモチベーション維持についての取り組みについてご報告いただく。
一方、災害に備えるために原子力関係者はどのような倫理を持つべきであろうか。すでに多くの対策を行うことに安住せず、さらなる原子力安全の実現するために、原子力関係者に必要な倫理について、例として規制を取り上げながら、日本原子力学会倫理規程を軸に検討を行う。