2017年秋の大会

講演情報

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[2F05-09] 核不拡散・核セキュリティ

2017年9月14日(木) 10:35 〜 12:00 F会場 (C棟 C214講義室)

座長:宇根崎 博信 (京大)

11:20 〜 11:35

[2F08] 核不拡散、核セキュリティの推進方策に関する研究

(3)NMAC (Nuclear material accounting and control)の効果的な活用に向けて

*田崎 真樹子1、須田 一則1、清水 亮1、玉井 広史1 (1. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:核不拡散、保障措置、核セキュリティ、相乗効果、NMAC (Nuclear material accounting and control)

保障措置と核セキュリティの2Sの相乗効果を高めることが可能なツールの一つとして期待されているNMACは、単に保障措置情報や機器だけでなく、核物質防護や施設の運転情報やそのための機器等を核セキュリティ目的に効果的に活用するものであり、その起源は、米国で使われるSafeguardsに由来すると考えられる。NMACの効果的な活用に関しては、IAEA等で検討及び実施のためのトレーニング等がなされているが、より効果的な活用に関しては、施設毎におけるNMACの適用の検討や、一方で核セキュリティのリスクや施設運転への影響等とのバランスを考慮することが重要と考えられる。