2017年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 302-1 新型炉システム

[2J01-09] 格納容器破損防止

2017年9月14日(木) 09:30 〜 11:55 J会場 (C棟 C309講義室)

座長:松原 慎一郎 (MHI)

10:00 〜 10:15

[2J03] ナトリウム冷却高速炉における格納容器破損防止対策の有効性評価技術の開発

(19)ナトリウム液滴燃焼のVOF法による数値解析

*渡辺 正1 (1. 福井大)

キーワード:ナトリウム、液滴、燃焼、VOF法

ナトリウム冷却高速炉における格納容器破損防止対策の有効性評価技術の開発のために、ナトリウム燃焼時の熱影響詳細評価手法の開発の一環として、液滴燃焼の数値解析をVOF法により行った。燃焼は、表面反応と蒸気相反応の二段階とし、反応面積は、VOF関数の値により定義した。流れ場はFluentコードにより求め、反応速度式と反応面積をエネルギー保存式のソース項として、ユーザー関数機能により導入した。空気流中の静止液滴燃焼実験の解析を行い、着火前の急激な温度上昇と着火後の緩やかな温度上昇、並びに周辺流速の変化に応じた温度上昇の変化等が再現できることがわかった。