[2M01-05] 核分裂反応1

[2M04] 形状4次元ランジュバン模型を用いた²³⁶U核分裂片の荷電偏極

*石塚 知香子¹、Mark Dennis Usang¹、千葉 敏¹ (1. 東工大科技創研先導原研)

キーワード：核分裂、核データ

核分裂時に電荷がどう分配されるかは長い間議論されてきた課題である。実験的には質量数の関数としての分裂片の最確電荷値は不変電荷分配と0.5程度ずれていることが知られており、それが遅発中性子放出などに大きな影響を及ぼす。本講演では4次元動力学模型を用いて、波動関数から求めた断裂時の荷電分布を直接積分することで荷電偏極を導出する。