2017年秋の大会

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一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 203-5 医療用原子炉・加速器

[2N06-10] 医療用加速器・イオン加速器

2017年9月14日(木) 10:45 〜 12:00 N会場 (N棟 N307講義室)

座長:豊川 弘之 (産総研)

10:45 〜 11:00

[2N06] モンテカルロシミュレーションで評価したMRI磁場による炭素線ビームの軌道と線量分布への影響

*角田 紫音1、岩井 岳夫2、門叶 冬樹2、佐藤 達彦3 (1. 山形大学大学院、2. 山形大学学術研究院、3. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:重粒子線がん治療、MRI、モンテカルロシミュレーション

重粒子線がん治療において、標的となる腫瘍の位置/形状のリアルタイム測定が可能になれば、治療の高精度化につながる。MRIは有力な手段として考えられるが、磁場による炭素線ビームの軌道や線量分布への影響を考慮する必要がある。本研究では、放射線挙動解析コードPHITSを用いて、水ファントムに照射する条件で線量分布を計算し、MRI磁場がビーム軌道および線量分布に与える影響を評価した。