2017年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核融合工学 » 501-2 核融合炉材料工学(炉材料,ブランケット,照射挙動)

[2O05-09] 核融合炉材料(腐食,強度評価手法)

2017年9月14日(木) 10:35 〜 12:00 O会場 (フロンティア応用科学研究棟 セミナー室1)

座長:帆足 英二 (阪大)

11:20 〜 11:35

[2O08] HIP接合界面のねじり試験による健全性評価:脱ガス及び表面処理影響

*野澤 貴史1、大曽根 龍次2、谷川 博康1 (1. 量研、2. 金属技研)

キーワード:熱間等方圧加圧(HIP)接合界面、ねじり試験、脱ガス、表面処理

熱間等方圧加圧(HIP)接合技術は核融合ブランケット構造体の接合技術の一つとして開発が進む。これまでに、HIP接合界面の品質確保のため、接合界面での酸化物介在物の制御が重要との結論を得ている。そこで当グループでは酸化物の形成に強く影響を及ぼしうる酸素ソースの供給に着目し、具体的にはHIP処理前の脱ガスと基材の表面処理の観点でプロセス条件について整理を進めている。本研究では、小型のモデルHIP材を対象とし、実機の薄肉構造部の評価のため新たに開発を進めるねじり試験法を適用した結果を中心に、HIP接合界面の最適化設計に関して議論する。