[3B10-17] 地震時評価技術

[3B15] 高速炉炉心の耐震性評価技術開発

(1)37体群体系強加振試験と解析

*松原 慎一郎¹、岩崎 晃久¹、川村 一輝¹、碇本 岩男¹、原田 英典³、山本 智彦² (1. 三菱重工、2. 原子力機構、3. 三菱FBRシステムズ)

キーワード：FBR、3次元、炉心耐震、群振動

高速炉の炉心構成要素の3次元群振動を考慮した、炉心の耐震性評価技術の開発を実施している。本稿では、炉心構成要素を模擬した37体の縮尺模擬集合体を用いて群体系振動試験を実施し、3次元振動挙動を把握した。特に、強地震条件において、鉛直変位（跳び上がり）が大きくなり周囲炉心構成要素との支持条件が変化する現象（パッド外れ）に着目して、パッド外れが生じた際の水平変位挙動を取得した。また、これを模擬する解析評価モデルについて、試験との比較による検証を行った。