2017年秋の大会

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VI. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[3P05-08] 廃棄物と環境安全評価

2017年9月15日(金) 10:35 〜 11:40 P会場 (フロンティア応用科学研究棟 セミナー室2)

座長:高橋 知之 (京大)

11:20 〜 11:35

[3P08] 照射下におけるガス状無機/有機ヨウ素の発生挙動試験

*古橋 幸子1、滝口 剛司1、松尾 俊弘1、大山 嘉博1、小野 昇一1、川村 慎一1 (1. 東京電力ホールディングス)

キーワード:ヨウ素ガス、pH、照射、無機ヨウ素、有機ヨウ素

重大事故時には、損傷した炉心から出るヨウ素のほとんどが格納容器内でプール水に溶存する。溶存したヨウ素イオンはガス状ヨウ素となって再揮発する可能性があるといわれている。本研究では、ヨウ化セシウム水溶液をガンマ線照射し、気相に放出されるガス状ヨウ素を捕集し、無機ヨウ素ならびに有機ヨウ素の発生について検討した。pHが高いと、無機ヨウ素も有機ヨウ素も発生量と発生速度は減少する傾向を示した。