2017 Annual Meeting

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Oral presentation

V. Fusion Energy Engineering » 501-2 Fusion Reactor Material Science (Reactor and Blanket Materials, Irradiation Behavior)

[1B01-07] Irradiated Material Behaviors

Mon. Mar 27, 2017 10:00 AM - 11:55 AM Room B (16-102 Building No.16)

Chair: Yasuhisa Oya (Shizuoka Univ.)

10:30 AM - 10:45 AM

[1B03] Development of design method for brittle fracture performance evaluation of blanket structures

*Takeshi Miyazawa1, Hiroyasu Tanigawa1, Mitsuru Ohata2 (1. National Institutes for Quantum and Radiological Science and Technology, 2. Osaka University)

Keywords:blanket structural materials, irradiation hardening, Brittle fracture, Weibull stress

ブランケット構造材料である低放射化フェライト鋼F-82Hは、約300℃では照射硬化によって破壊靭性値が低下する。照射による材料劣化がブランケット構造体の脆性破壊性能に及ぼす影響を評価するためには設計手法開発が必要である。ワイブル応力は塑性拘束の影響を受けない破壊パラメータとしてBereminによって提案されており、任意の形状・寸法を有する構造体の脆性破壊性能評価への応用が期待できる。本研究では、照射後微小破壊靭性試験片から得られた限界ワイブル応力を指標とすることで、想定き裂を有するブランケット構造体の脆性破壊性能を評価することを目的とする。
筐体内漏水事象を解析した結果、照射硬化により塑性変形が抑制され、き裂先端近傍の最大主応力は増加し、ワイブル応力が増加する傾向がある。講演では、照射後微小破壊靭性試験片の限界ワイブル応力を導出し、ブランケット構造体の想定き裂からの不安定脆性破壊が発生する確率を議論する。