[1D01-06] 加速器中性子源

[1D02] J-PARC核変換実験施設計画の現状

(2)ADSへ向けた材料研究の現状と試験計画

*大久保 成彰¹、斎藤 滋¹、大林 寛生¹、佐々 敏信¹ (1. 原子力機構)

キーワード：鉛ビスマス共晶合金、腐食/浸食、J-PARC、核変換実験施設、ADS、陽子ビーム照射

加速器駆動核変換システム（ADS）やADS照射実験施設（TEF-T）では、冷却材及び核破砕ターゲットとして液体鉛ビスマス共晶金属（LBE）を用いる。LBE中の鉄鋼材料の腐食挙動の把握及び予測は、陽子線加速器側の高真空とLBEを隔てる重要な機器であるターゲット窓材や、MAを装荷するための燃料被覆管材等の健全性（寿命）を左右するため、ADS実現に向けた重要な研究項目の一つである。本発表では、ADSやTEF-T等液体鉛ビスマス中にて使用される機器の材料課題、それに向けたTEF-T照射計画及びLBE中材料試験の現状について報告する。