2017年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 202-2 放射線物理,放射線計測

[1D11-17] 核種分析,放射能測定

2017年3月27日(月) 15:50 〜 17:45 D会場 (16号館 16-204教室)

座長:中尾 徳晶 (清水建設)

16:05 〜 16:20

[1D12] 空気中を浮遊する放射性物質の早期検知手法に関する検討

帰還困難区域での測定評価と改良設計

*前川 立行1、大島 雄志1 (1. 東芝電力放射線テクノサービス株式会社)

キーワード:空気中放射能濃度、早期検知、監視、γ線、スペクトロメータ、帰還困難区域、一時立ち入り

天空側に開口した遮蔽体を持つγ線スペクトロメータによる空気中放射能の早期検知方式1)を、帰還困難区域での放射性セシウム再飛来監視に適用すべく、現地での測定・評価・改良設計を進めた。その結果、検出限界濃度30Bq/m3を測定時間11分で達成可能であり、当該区域への一時立ち入り者用迅速監視技術として適用可能である事を確認した。