[1G01-07] 熱流動および原子炉燃料に関する解析と可視化

[1G01] 数値シミュレーションによる微粒子凝集体の見かけ粘度の評価

*鹿島 真人¹、酒井 幹夫² (1. 東京大学工学部システム創成学科、2. 東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻)

キーワード：DEM-DNS、shear thinning、凝集、分散

ガラス溶融炉の内部は白金族粒子を分散質とするスラリーであり、ずり速度を増加させると見かけ粘度が減少するshear thinningの性質を持つことが報告されているが、その詳しいメカニズムは未だ解明されていない。本研究ではDEM-DNS法を用いて白金族粒子の凝集構造を持つガラススラリーを模擬し、見かけ粘度のずり速度に対する応答性の評価を行った。数値解析により、shear thinningの原因が白金族粒子の凝集構造であることが示唆された。