[1H04-08] 核種のインベントリ・化学形態

[1H07] PWRにおけるC-14の存在形態についての検討

(2)イオン交換樹脂の加熱・照射による変質挙動

*中田 弘太郎¹、広永 道彦¹、湊 大輔¹、木野 健一郎²、坂下 章³、鷹尾 康一朗⁴、榊原 哲郎⁵ (1. 電力中央研究所、2. ニュークリア・デベロップメント（株）、3. 三菱重工、4. 東京工業大学、5. 四国電力)

キーワード：難溶性C、イオン交換樹脂、加熱、照射

PWR内で発生が確認されている酸やアルカリに溶解しにくい「難溶性C-14」の生成メカニズムについて検討するため、樹脂を加熱・照射する試験を実施した。加熱・照射により樹脂は最終的にアモルファスカーボン的な構造になることがわかり、樹脂が難溶性炭素の起源となりうることが示された。