2017年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 306-1 原子力安全工学(原子力施設・設備,PSAを含む)

[1M08-11] 外的ハザード(セキュリティ含む)

2017年3月27日(月) 14:45 〜 15:50 M会場 (16号館 16-504教室)

座長:黒田 英彦 (東芝)

14:45 〜 15:00

[1M08] 外部ハザード重畳時の確率論的リスク評価手法の研究開発

高速炉の空気冷却崩壊熱除去系への影響形態に基づく同定

*岡野 靖1、山野 秀将1、髙田 孝1、西野 裕之1、栗坂 健一1 (1. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:ナトリウム冷却高速炉、空気冷却、最終除熱源、外部ハザード、重畳、確率論的リスク評価

高速炉は大気を最終除熱源とし、気象等の外部ハザードが崩壊熱除去系に影響を及ぼし得る。頻度は稀だが影響の大きな未曾有の外部ハザードの後、発現し得る頻度の別の外部ハザードが重畳した場合に、崩壊熱除去系への影響の強度及び継続時間から、考慮すべきハザードの重畳と定量化すべき事項を同定した。