2017年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[2F06-08] 手法開発・検証1

2017年3月28日(火) 11:10 〜 12:00 F会場 (16号館 16-206教室)

座長:北田 孝典 (阪大)

11:25 〜 11:40

[2F07] Mesh to Mesh計算に基づく衝突確率法の開発(8)

2D輸送計算におけるIC境界角度分布の検討

*松村 哲夫1 (1. 電中研)

キーワード:輸送計算、衝突確率、漏洩確率

個別の領域(Mesh)から領域への衝突確率を独立して計算する衝突確率法において、数値計算では時間の掛かる衝突確率を簡易に計算する手法を開発している。長方形セルの漏洩確率のテーブルから得られる均質XY体系の衝突確率と境界要素法(IC法)と組み合わせる事で、汎用的なXY体系の輸送計算手法の開発が期待できる。精度良い計算にはIC法の境界における角度分布を詳細に取り扱う必要性があり、均質XY体系の衝突確率から計算する手法を検討した。