2017年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-2 炉設計と炉型戦略,核変換技術

[2F19-22] 炉心設計1(Na冷却炉)

2017年3月28日(火) 17:25 〜 18:30 F会場 (16号館 16-206教室)

座長:横山 賢治 (JAEA)

17:40 〜 17:55

[2F20] 750MWe JSFR金属燃料炉心の設計

(1)燃料照射挙動評価

*太田 宏一1、大釜 和也2、尾形 孝成1、生澤 佳久2、大木 繁夫2 (1. 電中研、2. 原子力機構)

キーワード:金属燃料、高速炉、燃料設計、軸方向スエリング、ボンドナトリウム

実証炉規模の金属燃料炉心設計に向け、金属燃料に特有の照射による燃料の伸び率やボンドナトリウムの排出率を評価し、核特性への影響を明らかにした。想定される照射条件では、燃料の伸び率がおよそ8%に達し、ボンドナトリウムの80-90%が上部プレナムに排出されると評価された。さらに、これらを反映させた核特性解析の結果、ドル単位の反応度変化が生じることが明らかとなった。