[2J01-04] 原子炉圧力容器鋼

[2J04] ローカルアプローチ法に基づく原子炉圧力容器鋼の破壊評価

*高見澤 悠¹、山口 義仁¹、勝山 仁哉¹、西山 裕孝¹ (1. 日本原子力研究開発機構)

キーワード：原子炉圧力容器鋼、破壊靭性、ローカルアプローチ、ワイブル応力

原子炉圧力容器(RPV)の健全性は，コンパクトテンション等の深い亀裂を有する試験片を用いた破壊靭性試験に基づいて評価がなされている。しかし、深い亀裂を有する試験片は実機で想定する亀裂よりも拘束が大きく，得られる破壊靭性値は保守的であることが示唆されている．本発表では,亀裂の拘束効果の異なる試験片を用いた破壊靭性試験を実施し,ローカルアプローチ法の一つであるワイブル応力を用いた破壊評価について検討した結果を報告する.